作りましたスペアリブ 

スペアリブ作りに挑戦! 
夏休みのおうちイベントとして、特別感も演出出来る、スペアリブを一枚の塊肉で作ります。
我が家には炭を使えるような庭は無いので、ヘルシオで調理です。

この記事は誰に向けて書いた記事?

この記事は家事を滅多にせず、料理に不慣れなオヤジ=自分に向けて書いています。  
二度目、三度目 作る時に一から調べなくていいようにまとめたBBQノートです。
ヘルシオ調理なので、スモークが入らない、香ばしさが出ないことは承知していますが、 
バーべキュー検定で食べた本場の味を再現したく、BBQラブを使います。。。。

もくじ

1.材料について 

2.下ごしらえ 

3.火入れ 

4.カット、サーブ 

5.ヘルシオ、スペアリブのまとめ

6.スペアリブの作り方まとめ

1.材料について 

BBQラブ、スペアリブはネットで購入、両方とも意外と品薄
(時期が悪かったのか2ヶ月位ネットをチェックしていました)。
日本バーベキュー協会のラブが欲しかったのですがAMZで入荷未定がしばらく続いてたので、異国精肉店ザ・アミーゴスでラブとポークリブの両方まとめてゲットです。 
ザ・アミーゴスはBBQ、ステーキ専門の精肉店なのでしょうか、見たことのない骨つき肉 、塊肉やBBQグッズが沢山売られています。ついついポチりそうです。 

ポークリブは「セントルイスカット」
憧れの一枚の塊肉、骨一本一本がバラバラにカットされているものではありません。 
調理しやすいように、腹側の肋骨とその周りの赤み肉を特定の方法でカットしたもので、通常のリブの形状を整えたものになります。 

特徴は、骨の整形、肋骨の先端の除去、厚みの均一化がされている事です。

【骨の整形】
一本一本異なる形状をしている骨の部分を整え、均等に切り揃えることで、見た目が整い、調理がしやすくしてある。 

【肋骨の先端の除去】
肋骨の先端に比較的多くの軟骨がついていることがあります。セントルイスカットでは、これらの軟骨を取り除きます。 

【厚みの均一化】
肉の部分の厚みを均一にするように調整されます。これにより、調理中に均一な焼き加減を得やすくなります。 

ラブは初めてですが勢いで購入、到着後さっそく味見。
シーズニングのスパイスミックスと違い、あまり塩辛くありません。 

BBQソースは近くのスーパーにジャックダニエルのソースがあったので、3種類(オリジナル、スパイス、ハニー)を購入。

2.下ごしらえ 

肉を袋から取り出しキッチンペーパーで表面の水分を取り除きます。 

早速ラブの擦り込みです。

と、言っても擦りすぎるとせっかくついたラブが次から次へとボロボロと剥がれてしまうので、粉を振りかけペンペンペンと軽く叩く、粉を押さえると言った感じです。
(今回の肉には筋膜はありませんでしたが、筋膜がある場合は先に取り除いておきます。)
多めに振りかけ1,100gの肉に対して50gのラブを使いました。(少し多過ぎたかな) 

ここで4時間程度 冷蔵庫で寝かします。 

ラブは浸透圧により、水分を肉の内部から肉の表面に引き寄せ、肉の旨味を凝縮させます。この現象によって肉の表面に水分が集まり、しばらくすると水分が肉の表面に滲み出てきます。
この水分は、時間が経つとラブとともに肉の表面に結びついて風味を増加させます。また、焼いた時に蒸発することで香りや風味が肉に染み込むのに併せて、お肉を焦げ付きから守る役割を果たします。この水分をうまく活用することが、ポイントですね。

ラブ振りかけ中

こちらは日本バーベキュー協会のラブ

3.火入れ 

ヘルシオに投入〜♫ 

肉を冷蔵庫から取り出し常温に戻すのとオーブンの予熱です。 

予熱する理由はいくつかあります

【均一な温度分布】
予熱を行うことで、オーブン内の空気と壁面が均一に加熱されます。これにより、料理をオーブンに入れた瞬間から適切な温度で調理が始まり、料理全体が均一に加熱される。 

【調理時間の正確性】
予熱を行わない場合、料理をオーブンに入れた直後から温度が上がり始めるため、調理時間の計算が難しくなります。予熱を行って適切な温度になった状態で料理を始めることで、正確な調理時間を設定しやすくなる。 

【表面の焼き色や食感】
予熱を行うことで、料理の表面に素早く焼き色をつけることができます。これにより、肉などの食材の外側がじっくりと焼けて香ばしさや食感がアップ。 

【料理の品質向上】
食材が急激な温度変化にさらされることなく調理が始まるため、食材の水分や風味が逃げにくくなり、ジューシーさや風味が保たれます。 

一般的に、オーブンの予熱時間はオーブンのサイズや種類、料理やレシピによって異なりますが、通常は約10〜15分程度が一般的です。
実はこれ、BBQも同じでした 
日本バーベキュー協会が推奨しているウェーバーのグリルには蓋が付いていて、温度管理、スモークなどに重要なものでした。。。。
蓋は飾りではありません!!! 
グリルの内部、網の温度を保っておくために、蓋はこまめに閉めましょう。
道具・調理方法の点でも野外焼き肉とBBQは全く異なるもの、焼き網とBBQグリルの違いを認識です。 
日本のアウトドアイベントの呼称「バーベキュー」と「Barbecue」の違い大き過ぎますね。

170℃で15分、予熱完了 

110℃にセットし、まずは1時間焼きます。
無理すればリブ一枚そのまま庫内に入りそうでしたが、後工程を考え半分にカットし投入。
(ゆっくり、じっくりを意識し低めの温度です)
1時間経過 
肉芯温度の確認、食べるのに安全な温度に達していることを確認して、バーベキューソースを塗ります。
再び、110℃にセットし1時間。
バーベキューソースがガラス化する事を祈りながら1時間待ちます。
すぐにカットはせず、1〜2分休ませます。 
これにより、肉汁が均等に行き渡り、ジューシーな仕上がりになります。

4.カット、サーブ 

11〜12本に切り分け。
一枚肉なので肋骨の本数ですね。 
この時、まな板に寝かして切るのも良いですが、トングで持って立てて切ると、骨に沿って切りやすく包丁がスッと入ります。それっぽく見える演出です! 
いずれにせよ切れ味の良い包丁を用意しておいてください。カット面が美しいとそれだけでも美味しそうに見えます。 
雰囲気を出そうと思い、木の皿に乗せ、子供たちに見せながらカットです。
味は?炭火で焼くリブより明らかに違いますが、十分美味しいです。 
ジューシーで骨離れも良く、ラブのスパイシーさがあり、食欲がそそられ あっという間に完食。 
リピート確定です。

5.今回のヘルシオ/スペアリブのまとめ

(分かりきっていることかもしれませんが) 

  • 温度管理、焼き加減調整は簡単 
  • 骨離れ良く作れる 
  • ジューシーにできる 
  • ラブを使ったスパイシーさは出せる 
  • 香ばしさは出ない 
  • BBQソースはガラス化しない 
  • 表面カリッと中ほろほろにはならない 
それにしても、肉の茶色と木の茶色、それに加えテーブルも茶色、、、、 
彩、背景色の大事さ、写真の撮り方の大事さに改めて実感しました。
次回こそ

6.スペアリブの作り方まとめ 

材料: 

  • スペアリブ 
  • バーベキューラブまたはマリネ液 
  • バーベキューソース 

手順: 

1、キッチンペーパーで肉表面の水分を取り除く。肉に筋膜が付いている場合は取る 

2、ラブを肉に振り、1時間以上寝かす 

3、焼く30分前には冷蔵庫から出し、常温に戻す 

4、オーブンを予熱(15分程度) 

5、温度設定(100℃〜180℃)をして、オーブンに投入 

  ・低い温度でじっくり焼くと骨離れが良くなる

  ・調理中に温度や焼き時間をチェックすることを忘れずに 

  ・焼きをつける温度と火を入れる温度の組み合わせは課題 

6、好みでバーベキューソースを塗る 

7、肉芯温度が安全な温度(73℃以上目標)に達したことを確認しオーブンから出す 

8、すぐにはカットせず、肉を少し休ませてからカットし完成 

参考出典:アメリカンポークバイヤーズガイド

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